人間は、働き過ぎると壊れます。
壊れますというのは、心身に不調をきたす、ということ。
コンクリートで固められた箱の中で、
ぎすぎすした人間関係に囲まれ、
疲弊すると、
自然の中に逃げ込んだりしてましたね。
僕などは、体が強いほうではなかったので、
かつての日本への違和感は半端なかったです。
つまり、一億総エコノミックアニマルだったあの時代。
週休二日制の会社も少なかった、あの時代。
で、今の中国でも、似たような現象があることを知りました。
共産党機関紙・人民日報系の環球時報英語版は、仕事上のストレス、家族のトラブル、経済的な困難を経験し、「横たわり族」になった若者を紹介した。中国では幼い頃から習い事や受験で厳しい競争にさらされる。最近では「朝9時から夜9時まで週6日働く」ことを意味する「996」と呼ばれる過酷な労働慣行が広がり、若者に徒労感がまん延している。
環球時報によると、福建省の有名不動産会社に勤務する25歳の女性は「996」勤務に疲れ果て、「横たわり族」になることを選択。45分働くごとに10分休憩し、できる限り残業しないようになった。
有力紙・光明日報は「『横たわり族』は明らかに経済社会の発展にマイナスだ」と訴えた。経済発展の実績は、選挙を経ずに独裁体制を維持する共産党の大義名分となってきた。「頑張らない」風潮の広がりに共産党体制は懸念を強めている。
うーん、かつて日本にも、ダメ連というのがあり、
社会に違和感を覚えた若者が集まって、
路上でトークする、という現象がありました。

まあ、人間は、同じで、中国人だろうが、アメリカ人だろうが、
中東地域の人であろうが、ヨーロッパの人であろうが、
過酷な労働は、ノーサンキューなのですよ。
スポンサードリンク