日本人は休むことが苦手、ということをよく聞きます。
これは、僕には全く当てはまらないので、そうかなあ、と思っていましたが、
アンケートなどによると、定年後も働きたい、と答える人が多いです。
まあ、その働く内容にもよりますが、
動機も、様々でしょう。
僕がバイト先で出会う男性はほとんどが、
暇でしょうがないから働いている、という感じでした。
一方、ブログパトロールをしていると、女性の場合は、
お金のため、生活のために働いている人が多い印象。
これには、当然ながら理由があり、
貰える年金の平均額の差を見れば、
頷けます。

労働は罪を償うためにやるもの、とのキリスト教的価値観が、
土台にある西洋と、明治以降の教育洗脳による日本的労働観では、
ずいぶんと違いがあるものですが、
亡くなられた藤子不二雄さんなどは、クリエイターですから、
死んでも名が残るし、今も印税を稼ぎ続けていて、
そのような仕事であれば、罪を償う的な労働とは違い、
創造的な作業ですから、
死ぬまででも、働けるのではないでしょうか。
僕のことで言えば、転職が多かった現役時代、
瞬間風速的にやりがいを感じたことはありましたが、
生きるためにやらなければならないという位置づけでした。
ただ、長く続いた二つの会社は、共に穏やかな勤務というか、
ノルマをこなすような過酷な仕事ではなかったので、
息をし易かったですね。
結論として言えることは、
過酷な労働からは、逃げる。
そして、自分が生きられそうな現場を見つけたら、
そこで長く生き抜ける方法を模索する、
ということが肝要か、と。
いずれにせよ、休む時間をしっかり確保することが、
健康を保ちながら人生を長持ちさせるコツ、
なのではないでしょうか。
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